酵素は生物の体の中に存在していますが、日常のあちこちにも意外なところに酵素が存在しています。
中には、身近なところで活用できるものもたくさん。
今回は入浴剤として使える酵素を探してみましょう。
こんなところにもあった?!酵素をお風呂に入れてみよう
公園や空き地に生えている雑草の中には、実はハーブとして有用なものも。
中でも「セイタカアワダチソウ」は、入浴剤として使えるのです。
「セイタカアワダチソウ」というと花粉症の原因というイメージがありますが、このつぼみの部分を使って、植物の酵素を活用したお風呂に入ってみませんか?
やり方はとても簡単です。
「セイタカアワダチソウ」の開花直前のつぼみ部分を用意します。
花の部分を中心にして20センチほど切り取り、天日でしっかりと干します。
乾いたら細かく切って、ネットやさらしの袋などに入れ、お風呂に水を入れる段階で一緒に入れておきます。
このとき注意が必要なのが温度です。
お湯の温度は40度くらいがベスト、これ以上だと酵素が壊れてしまいます。
そして、「セイタカアワダチソウ」の袋は入れたまま、お湯は4日ほど替えません。
こうすると成分が良く出て、効果的に酵素の力を引き出せるのです。
ぬるめの温度で酵素が働いたお風呂に入ると、体の心から温まり、デトックス効果も期待できます。
お風呂もきれいに!身近な酵素の入浴剤
例えば酵素ジュースを作るときに出た、「搾りかす」これだって、入浴剤として使えるのです。
ネットに入れて、お湯を熱くしすぎないよう注意して、酵素のお風呂を楽しみましょう。
また、市販されている入浴剤にも多くの種類があり、手軽にさまざまな酵素風呂を楽しむことができます。
例えば海藻や米ぬかを発酵させて作った入浴剤や、ショウガやミカンの皮などを配合した独自の酵素液を販売しているところも。
酵素のお風呂は健康やダイエットに効果が期待できるだけでなく、浴槽の汚れや垢なども分解してくれるのだとか。
体がすっきりきれいになり、お風呂もぴかぴかになるなんて、一石二鳥ですね。
身近な酵素を使ったお風呂、一度試してみてはいかがでしょう?