日本で野草というと、道端や公園などに勝手に生えている草・雑草というイメージがあるかもしれません。
しかし自然の植物にはパワーのある酵素が含まれていて、季節ごとにそれぞれ違った特徴や働きを発揮してくれるのです。
野草が持つ酵素のパワーを知ろう
例えばヨモギやつくし、タンポポといった春の野草。
これらももちろん酵素のパワーを秘めています。
野菜や果物だけでなく、これらの野草もドリンクにしたり、食事に取り入れることで、その酵素パワーを活用することができるのです。
春の野草と効果
春は芽吹きの季節であり、さまざまな野草が競うように顔を出します。
春の野草は、前述のヨモギやつくしの他、三つ葉、せり、オオバコといったものが挙げられます。
おひたしにしたり天ぷらにしても良いですし、酵素ジュースに混ぜても使えます。
春の野草はデトックス効果があるといわれています。
特に汗をかきにくい人や冷え性の人におすすめといえます。
秋の野草と効果
秋は実りの季節なので、こちらもさまざまな植物が登場します。
例えばイチジク、アケビ、モロッコ豆などが挙げられます。
野草ではありませんが、小豆や黒豆などの豆類、花梨やキウイなどの果実もおすすめです。
秋の野草は夏の暑さに疲れた体を癒したり、体調を整える効果があるとされています。
ただし酵素ジュースには向かない素材も多いので、そのまま食べたり、ジュースにする場合は組み合わせを考えてから取り入れると良いでしょう。
野草で酵素フードを作るときのポイント
酵素ドリンクなどに野草を使うときは、いくつか気をつけなくてはならないポイントがあります。
まず、天然自生のものを使うということ。
植物の中には外来種であったり、人の手が入った物が少なくありません。
しかしそれでは酵素の力があまり期待できないことがあるのです。
その土地に自然に、昔から生えている野草が好ましいのです。
また、農薬や化学肥料が使われていないかどうかも要チェックです。
化学肥料などが残ったまま体内に取り入れてしまうと、それを分解するために大量の酵素が消費されてしまいます。
さらに、野草には少量の毒素を含むものもあるので、植物の種類や使う組み合わせ、量にも注意が必要です。