白くてサラサラのお砂糖は、甘くておいしいものの代名詞。
お菓子や料理に欠かせない旨みの調味料の一つでもあります。
しかし、最近白砂糖と健康の関係性について、気になる問題が注目されてきているのです。
白砂糖が体に与える影響とは
白砂糖を摂りすぎることの害は、太るということだけではありません。
なんと、健康を害する元になる、体の中の「活性酸素」を増やしてしまうのです。
白砂糖の成分はショ糖といい、これはブドウ糖と果糖がくっついてできています。
ブドウ糖と果糖はそれぞれ単体だと質のよい栄養素なのですが、一度くっついてしまうとなかなか切り離せなくなります。
消化酵素や胃酸が働きかけても分解することが難しく、結果として体内の分解酵素を大量に消費してしまうのです。
しかも、それだけ酵素を消費したのに、最終的に消化不良のまま終わってしまうことが多いのです。
消化されずに体内に残ったショ糖は、悪玉菌やウイルスのエサになります。
増加した悪玉菌をやっつけるため白血球が増えるのですが、その後の白血球の残骸からは「活性酸素」ができてしまうのです。
「活性酸素」は皮膚のシミやシワの原因になり、ガンなどの病気を引き起こしやすくなります。
血中に「活性酸素」が増えすぎると低血糖を招くこともあり、イライラや頭痛、肩こりの原因にもなり得るのです。
白砂糖の替わりにこんなものもおすすめ
白砂糖を摂ることが全面的に悪いとはいえません。
時には気分転換に甘い物が食べたい日もあるでしょうし、記念日など特別なときはケーキやスイーツなどを食べるのもいいでしょう。
しかし、なんとなくイライラしやすい、シミやシワが増えたなど、体調がすぐれないときはもしかしたら白砂糖の摂りすぎという可能性があります。
日々の食事や糖分について見直してみましょう。
例えば料理には黒砂糖やハチミツを使う、おやつには甘いお菓子よりも新鮮な果物を選ぶなど、ちょっとしたことで食生活は改善できます。
メープルシロップや麦芽水あめなども、栄養価が高くおすすめです。
酵素ダイエットには体内の酵素を増やす、浪費しないということがポイントとなります。
ぜひ白砂糖の摂取に気をつけて、効果的な酵素ダイエットを行いましょう。